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エンジン内を循環するオイルが人間の血液だとすると、血液中にある不純物を取り除く腎臓のような役割を果たしています。
エンジン内のオイルをクリーンに保ち、燃料の無駄使いを低減させ、
エンジン本来の性能を保持します。
オイルは使用していると、必ず酸化し、スラッジが生成されカーボンやゴミなどで汚れていきます。
その汚れを除去するのが、オイルフィルターの役割ですが、オイル自体の劣化が過度に進むとオイルフィルターの能力も限度を超えてしまいます。
入口から流れ込んだ汚れたオイルはフィルタエレメント(ろ紙)を通過して
不純物が取り除かれ、きれいなオイルになり油出口からエンジン内に流れます。
オイルフィルタを長い間交換しないでいると、ろ紙が目詰まりを起こしてきます。そしてオイルの流れが悪くなってくると、オイルの流量を確保するためにリリーフバルブが開き、ろ過されないオイルがそのままエンジンへと流れていく事になります。汚れたオイルで潤滑してしまいエンジンの摩耗が急速に早まります。
直ちにエンジンへの重大なダメージにはなりませんが、長期的にこの状態で放置いたしますと、思わぬ故障などの原因ともなる場合も考えられますので、定期的な交換を心がけましょう。
リリーフバルブが開いてしまうほど汚れているか等の状態は外観では判断できませし、運転環境でも変化致します。
また、オイルフィルターには交換時期を自動でお知らせする手段はありません。そのため次回の交換時期などを記載しておくステッカーなどを利用しメンテナンス時期の確認をしましょう。
実は古いオイルフィルタには汚れたオイルが100〜500ml(缶 ジュース約1本分)残っています。せっかく新しいオイルに交換しても汚いオイルと混ざることになるのでオイルの劣化を早めます。
オイルの交換の時はオイルフィルタも同時に交換しましょう。
オイルフィルター内部に残った古いオイルを除去するためにも、オイルとフィルターの同時交換をオススメ致します。
過酷な条件下(エンジンにストレスを与えるような環境下)ではオイルの劣化が通常より早くなる場合があります。早めの交換を心がけましょう。
オイル交換の度にフィルタエレメントも同時に交換するのがベスト。通常6000Km位での交換を、お勧めします。
新車の場合は3000Km位での交換をお勧めします。
「交換時期を記載しておきましょう」
フィルタの交換時期を自動的に知らせてくれる手段はありません。その為、次回の交換時期を記しておくステッカーを利用するなど、メンテナンスに注意を払う必要があります。
ひとくくりにオイルフィルタと言っても、目的により中の構造や、求められる機能は様々です。
ここでは基本となるスピンオンタイプの構造と種類を見ていきましょう。
「サポートスプリング(セットスプリング)」
振動やオイルの油圧によりフィルタエレメントが動かないように保持します。
「リリーフバルブ(逃がし弁)」
オイルの粘土が高い起動時や、フィルタエレメントが目詰まりを起こしたとき、油の流量を確保するために開きます。
「フィルタエレメント(ろ紙)」
エンジンオイル中の異物、不純物を取り除きます。ひだ折りにより多くのろ過面積を持ちます。
「アンチドレーン弁」
エンジン起動中に給油切れを起こさぬよう、フィルタ内のオイルがエンジン停止中にオイルパンに逆流するのを防止します。
「ガスケット」
エンジンブロック側の取付面とフィルタをしっかりシールします。熱・オイルに侵されないよう高品質の材料を用いています。
「圧力調整弁(レギュレーターバルブ)」
オイルポンプからの油圧が一定以上になると開弁し、オイルをバイパスさせ、フィルタに異常油圧がかからないようにしています。オイル
一見、同じように見えるフィルターも種類や特徴は様々です。自動車用オイルフィルタの代表的な種類と、その特徴を見てみましょう。
「フルフロータイプ」
現在のガソリン車で最も多く採用されているろ過方式です。
エンジンに必要な油圧を確保し、エンジンの摩耗に有害なスラッジを効率よくろ過するように、濾材が設定されています。
「フルフロー+バイパス併用型」
主にディーゼル車に多く使用されています。
バイパスフィルタは、フルフローフィルタでキャッチできないカーボン系の汚れや微粒子の除去を目的として併設されています。
従って、濾材の気孔はフルフローフィルタよりも小さく、エンジンオイルを時間を掛けてろ過する構造となります。
「コンビネーション型」
フルフロー+バイパス併用型の2個のフィルタを1つのフィルタにまとめたフィルタです。そのため、内部構造は複雑になっていますが、小スペースですむためディーゼル車で増加傾向にあります。
フィルタ内のフルフローエレメントとバイパスエレメントで、それぞれ規定のろ過効率を確保できるよう、内部に油圧差をつける特殊な構造を持っています。
日東工業が長年培ってきた技術と開発力で生み出した、日東独自のオイルフィルターをご紹介。
※一部対象外の製品も御座います。化粧箱、カタログ等をご参照ください。
大きな山と小さな山を混ぜながら織り込む事で、中心に向かう濾紙層が形成され、ろ紙の面積が大きくなります。
その為、従来品に比べ濾過面積が10%以上アップし、小山を挟む事でろ紙同士の密着や偏りを予防。スムーズな流れを作り出す事ができ、濾材のロングライフ化にも繋がっています。
フィルタの性能はそのままに、地球環境負荷低減を実現
従来のオイルフィルターは金属、ゴム、濾材(紙系)が混在しており、再利用しにくいという問題点がありました。
エコフィックスはインナーエレメント部に金属を使用しない環境対応型のオイルフィルターです。構造上、ケース分割による分別が可能で、全ての廃棄物(金属、紙、オイル)を有用物へ転換できます。
また化学物質である、塩ビ系接着剤を使用しない、まったく新しい環境対応型の製品と言えます。
当社のオイルフィルタ、エアフィルタ、燃料フィルタ、カーエアコンフィルタ、ワイパーブレードが日本自動車部品協会(JAPA)の自動車優良部品推奨されました。
今後も推奨品の名に恥じぬよう、高品質のアイテムを製造してまいります。
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